N次正方行列とは
正方行列が、行の要素数と列の要素数が一致する行列です。
N次正方行列とは、行の要素数がNコで列の要素数もNコである行列です。
Pythonで表現方法
例として、
次の二つの行列A、行列Bの積を求めます。


二つの積を行列Cとすると、次のように求められます。

これをPythonで表現すると↓のようになります。
def multiply(c,a,b):#N次正方行列の積を求める関数
for i in range(N):
for j in range(N):
s=0
for k in range(N):
s+=a[i][k]*b[k][j]
c[i][j]=s
N=4#何次行列か入力
A = [[1,0,0,0],
[1,0,0,1],
[1,0,0,1],
[1,1,1,0]]
B = [[1,0,1,1],
[0,0,0,1],
[1,0,0,0],
[1,1,1,1]]
#行列Cの初期化
C=[[0 for j in range(N)] for i in range(N)]
multiply(C,A,B) # 行列Cを計算(C=A*B)
#行列Cを表示
for i in range(N):
for j in range(N):
if j == N-1: print(" ",C[i][j])
else: print(" ",C[i][j],end="")


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